「Vもぎ」と「Sもぎ」。
塾の先生から名前は聞いたことがあっても、正直「何が違うの?」と思っている保護者の方は少なくありません。
「うちの子はVもぎを受けているけど、これで本当に正しいの?」
「友達はSもぎを受けているらしいけど、うちも受けさせるべき?」
そんなモヤモヤを抱えたまま、なんとなく塾に言われるがまま申し込んでいませんか。
実はこの2つの模試、主催会社も特徴もかなり違います。
違いを知らないまま偏差値だけを追いかけると、志望校選びで判断を誤ることもあります。
この記事では、千葉県の受験を知り尽くしたプロの視点から、VもぎとSもぎの違いと、正しい使い分け方を分かりやすく解説します。
読み終える頃には、お子さんに「今、どちらを受けるべきか」が明確になっているはずです。
VもぎとSもぎ、そもそも何が違うのか
主催会社が全く違う
Vもぎは、株式会社進学研究会(通称「進研」)が主催する模擬試験です。
東京都と千葉県を中心に実施されており、首都圏でも有数の受験者数を誇る模試として知られています。
一方のSもぎは、株式会社総進図書(通称「総進」)が主催する模試です。
「総進図書」は千葉県内の公立中学校で使われる実力テストの作成も手がけており、千葉県に特化した模試会社という色合いが強い会社です。
前回の記事では、Sもぎの主催会社について誤った情報を掲載しておりましたが、正しくは「総進図書」です。
この場を借りて訂正いたします。
受験者数と保有データの傾向
一般的に、受験者数はVもぎのほうが多い傾向にあるとされています。
これはVもぎが東京都・千葉県の両方で実施され、もともと学習塾を中心に広まってきた歴史があるためです。
一方でSもぎを主催する総進図書は、千葉県内の多くの公立中学校で実施される実力テストの作成にも関わっており、模試を受けていない生徒の学力データまで幅広く保有しているという特徴があります。
「受験者数ならV、地域密着のデータ量ならS」というイメージを持っておくと分かりやすいでしょう。
出題傾向と難易度のクセ
VもぎもSもぎも、どちらも千葉県公立高校入試の出題形式を強く意識して作られています。
難易度については、現場の声として「Sもぎのほうがやや易しく感じる」「そこまで大きな差はない」など、意見が分かれているのが実情です。
はっきりと言えるのは、どちらか一方が明確に簡単、あるいは難しいと言い切れるほどの差はない、ということです。
「うちの子に合う模試はどちらか」を決める際は、難易度の噂よりも、継続して受けやすい日程や会場かどうかで選ぶほうが現実的です。
模試の結果を見て、塾以外の手段も含めて比べておきたい方は、千葉県に対応している家庭教師を無料で比べられるサービスもあります。
千葉の受験生はどちらを受けるべきか
同じ模試を継続して受けることが最優先
VもぎとSもぎ、どちらを選ぶかという議論以上に大切なのは「一度選んだら、同じ模試を継続して受け続ける」ということです。
模試によって母集団や採点基準が異なるため、途中でVもぎとSもぎを行き来してしまうと、偏差値の推移を正確に把握できなくなります。
「先月より偏差値が下がった」と一喜一憂していたら、実は模試を変えただけだった、というケースは意外と多く見られます。
私立の難関校を目指すならVもぎも選択肢に
私立や国立の難関校を第一志望として考えている場合、私立向けのラインナップが用意されているVもぎを軸に据えるという考え方もあります。
一方、千葉県公立高校が第一志望の場合は、VもぎでもSもぎでも、どちらを選んでも大きな問題はないというのが一般的な見解です。
併願校によっては指定される場合も
私立高校の中には、併願推薦の基準として特定の模試の偏差値を参考にする学校もあります。
学校によって対応が分かれるため、志望校が固まってきたら、必ず学校説明会や個別相談で「どの模試の結果を参考にしているか」を確認しておきましょう。
ここを確認せずに模試を選んでしまうと、いざという時に「データが使えない」という事態にもなりかねません。
- 判定がB・Cを行き来していて、あと一歩が埋まらない
- 成績表で弱点は見えたが、家庭だけでは立て直す時間が取れない
- 集団塾では質問しにくく、苦手単元がそのままになっている
- 部活や通塾の都合で、自分の弱点に合わせた勉強ができていない
家庭教師比較くらべーるなら、千葉県に対応している家庭教師会社の料金や口コミを見比べて、気になる会社の資料を無料でまとめて取り寄せられます。
塾では教えてくれない模試選びの落とし穴
「うちの塾はVもぎしか受けさせない」の裏事情
実は塾によって、提携している模試会社が決まっているケースがほとんどです。
これは塾の都合であり、必ずしもお子さんに最適とは限りません。
「本当は総進図書のデータを見てほしいのに、塾がVもぎしか扱っていない」というミスマッチも、現場ではよく見かけます。
塾に任せきりにするのではなく、保護者自身が「うちの子には何が必要か」を把握しておくことが大切です。
偏差値の数字だけを見て焦るのは危険
模試の結果が返ってくると、多くの保護者はまず偏差値の数字だけに目がいきます。
しかし本当に見るべきは、教科ごとの正答率や設問別の得点分布です。
千葉県の厳しい内申点制度を乗り切るためには、模試の結果だけでなく、日々の提出物や授業態度も含めた総合的な対策が欠かせません。
模試の偏差値ばかりに気を取られて、内申対策がおろそかになるご家庭は意外と多いので注意が必要です。
データを「読み解く力」が合否を分ける
VもぎもSもぎも、正しく活用すれば非常に強力な武器になります。
ただし、その結果を正しく分析し、次の勉強に落とし込む「読み解く力」がなければ、模試を受けっぱなしで終わってしまいます。
ここでご家庭だけで対応が難しいと感じたら、プロの手を借りるという選択肢も検討してみてください。
まとめ:VもぎとSもぎは目的で使い分ける
Vもぎは進学研究会、Sもぎは総進図書と、主催会社そのものが異なります。
どちらが優れているというものではなく、私立志望であればVもぎも視野に、公立志望であればどちらでも問題ないというのが実態です。
最も大切なのは、どちらを選ぶかよりも「一度決めたら継続して受け、推移を正しく追うこと」です。
もし今、模試の結果をどう活かせばいいか分からず不安を感じているなら、今からでも十分に間に合います。
一人で抱え込まず、プロの視点を取り入れることで、お子さんの偏差値は着実に伸びていきます。
家庭だけで全部を見るのが難しいときは、外部の力を借りるのも一つの方法です。千葉県公立入試の学力検査(2027年2月16日・17日)に向けて、比べる材料だけでも先にそろえておくと、いざというときに迷わず動けます。
家庭教師は、会社によって月謝・入会金・教材費の有無、講師の層、千葉県公立入試や内申点への対応が大きく違います。先に資料をそろえて、同じ項目で見比べてから話を聞くのが、失敗しない近道です。
資料が届いたら確認したいこと
- 月謝のほかにかかる費用(入会金・教材費・交通費)と、入試までの総額
- 千葉県公立入試の学力検査と、内申点(調査書)の両方に対応しているか
- Vもぎ・Sもぎの結果を見て、弱点に合わせた計画を立ててもらえるか
- 講師が合わなかったとき、無料で交代できるか
家庭教師比較くらべーる(資料請求は無料)






